Sunday, June 12, 2005

古池や かわず飛び込む 水の音

このブログのアドレスの一部にもなっている、有名な俳句の英訳について、Mr. Manatieの興味深い話を彼のHP「英語の雑学」で見つけた。
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/kazetyas/HTML/451-/451contents.html

以下、英語の雑学より

「この俳句の英語訳はいくつもあるらしいのですが、カエルを複数にしているのはごくわずかだそうです。そのひとつが、あの小泉八雲によるもので、

Old pond---frogs jumping in---sound of water.

という英語です。
 実際はどうなのでしょうかね? 『海を超えた俳句』(丸善ライブラリー)には
「この句は、春になって蛙が一匹池に飛びこみ、芭蕉はその音を聞いて、ああ、春がきたなあと思ったのである。…啓蟄の季節の句であり、一匹飛びこんだ音のあと、またおずれる静寂も暗示されている。この句が独創的であったのは、それまでの蛙の和歌や俳句がすべて声だけを問題にしていたのに、芭蕉ははじめて蛙が飛びこんだ音をとりあげたからだというのも定説である」
 とあります。また、この本にはアメリカの小学校の教科書に載っている英訳も写真で掲載されているのですが、こうなっているます、

An old silent pond...
A frog jumps into the pond,
splash! Silence again.

 オノマトペも入り、八雲の英訳とはずいぶん違いますね。翻訳っておもしろいですね。(この英訳、面白いのは、音節がちゃんと5、7、5になっているのです! 数えてみてください。)」
以上

とても、面白いと思いました。前者の訳は言葉を忠実に置き換えていますが、後者の訳は中身を伝えていると思いませんか?
リズムもあり、splash! Silence again.で見事に着地。
「splash!」を、小さい声で読むと、「ポチャン」という音に重なるような....。

俳句の味わいがこのように忠実に外国語圏に普及しているのは嬉しい限りであります。

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